例年よりややおそかった今年の運動会，天候も不安定で朝夕の冷え込みには心配もありましたが，当日は雨の心配はなく予定通り実施できたのは何よりでした。
何もかも初めてだった昨年とは違い，ちょっぴり見通しが持てた今年，二年生は全ての種目に一生懸命取り組みました。
「みんなでジャンプ！」では，大きな挑戦がありました。ただ踊るだけでは去年と変わらない，子どもたちの成長をみてもらうためには仲間を意識した動きを取り入れたい！というアツイ思いを受けての振り付けでした。子どもたちはその思いに応え，練習の時から集中して踊りに取り組みました。休み時間も自主練をし，歌を覚え踊りに熱中していました。それでも移動距離が長く本番直前まで間に合わない！という焦りもありました。でも当日は，見事な（手前味噌ではありますが…）表現を披露し，（表現のトップバッターとして）見事運動会を盛り上げてくれました。
「みんなでラン！」は，色別対抗の折り返しリレーでした。走るだけでなく，バトンパスや並び方，列の詰め方などいろいろなことが影響する競技でした。練習の時には折り返さずにいきなりバトンタッチするなど混乱して競技が続かないこともありましたが，当日はスムーズに競争できました。赤，強かったですね。
「みんなでキャリー！」は，ジャンケンの運もありますが，４人組のチームワークが大切な競技でした。昨年の二年生がボールが転がり追いかけるのが大変そうだったから，荷物にしよう，１つじゃ簡単すぎるから３つくらい？と単純な発想で考えた競技でしたが，やってみると思いの外，大苦戦でした。４人のバランスがずれると荷物が崩れ，組み立てるのに時間がかかりました。荷物は軽い方がよいと空にしておいたら，風で飛んでしまったり，台を固定してもとれてしまったり，前日まで調整しました。練習を通して４人のチームワークも生まれ，声を掛け合い助け合って競技をする姿がほほえましかったです。練習の時に反して白の勝利！まさにやってみなけりゃわからないドラマがありました。
結果的には，赤白同点の両チーム優勝でした。みんなの頑張りを勝利の女神もみていてくれたのかもしれませんね。結果だけでなく，心を合わせることの大切さや全員で一つのことを作り上げる充実感，全員で集まったときに口をきかないで短時間で指示に従う態度など多くのことが学べた運動会でした。
保護者の方々からも連絡帳を通して，お便りをたくさんいただきました。昨年より心も体も大きく成長したことへの喜びを書いてくださっていて，担任一同うれしい限りでした。運動会まで体調管理から洗濯までご協力いただき，役員を始め多くの保護者の方々に会場の準備から片付けまで手伝っていただいたことで運動会が無事開催できました。本当にありがとうございました。
これからも，子どもたちの健やかな成長のため，ご協力よろしくお願いいたします。
